1978 FXS LOWRIDER 1200 REBUILD 2

こんにちは

今日はこちらのお話から

在庫車両のご紹介

今年のJapan Rallyで使用した72年のFLH



2,000㎞のRallyも無事に完走し最近では時間のある時にプライベートで少し使っているこの車両



各部の消耗品も交換済のためとても調子の良い1台かと思います

お引渡しの際は純正のツアーパックを取り付けてご納車します

現車確認、エンジン始動などお気軽にご連絡ください



整備が完了しているためすぐにご納車可能となります

皆さまからのお問い合わせ、ご商談をお待ちしております



さて

次は78年のFXSローライダー

販売前の整備を続けていきたいと思います

ハンドルをドラッグバーに変更するためライザーを交換します

マウントブッシュも新しいものを組んでおきます



オリジナルスタイルのターンシグナル



トリプルツリーのアッパー側に固定する予定ですがブラケットなどが手に入らない為、他の材料を利用してオリジナルのようなスタイルに作り直します



先ず旋盤などを使ってスタッドボルトを専用の制作します

トップブリッジ側とターンシグナル側のスレッド部分の長さを合わせておきます



スタッドボルトを固定したらスペーサの取付け



ターンシグナルを取り付けたら角度を調整して固定



次は配線の処理

ヘッドライトを開けて中を確認します

オリジナルの配色のままですね、良かった



こちらはヘッドライトからハンドル周りまで繋がる配線

ビニールテープでまとめてありますね

見た目の印象があまり宜しくないのでチューブに交換します



画像に写っているのは配線をヘッドライトに固定するための樹脂製の部品

こういうのを壊さずに外すのもそれなりに神経を使います





ヘッドライトのマウント部分も割れてないですね、とても良い状態



ハンドコントロールスイッチへの配線を一度全て外します



不足していたフロントのブレーキスイッチ用の配線を追加



左側の配線も同様にスイッチから外しておきます



ビニールテープを外しチューブと交換

こちらのほうが綺麗ですね



必要な配線を追加して作業完了



次は前回組んでおいたブレーキキャリパーを車体に戻していきます



マスターシリンダーからのホースをつないでエア抜き

ブレーキレバー、キャリパーピストン共に良い動きです




こちらはクロームメッキのメーターコンソール

見た目もあまり好みではないんですが走行中に眩しさを感じることがあるのでオリジナルと同じブラックにペイントしておこうと思います



車体から取り外してまずはメーター類を分解します



タコメーターはちょっと不具合ありそうですね

後ほど作動確認してみようと思います



クロームメッキの部分に傷をつけ塗装が乗りやすいように処理をしておきます



温度管理に気をつけながら純正の塗料を吹いていきます

表面はザラザラとした仕上がりです



構成部品と新しいトリムを組んで完成です

HIビームのインジケーターランプとトリップノブは新しくしてあります



いかがでしょうか

こちらのほうがローライダーらしい雰囲気が出ていると思います



やはり黒のほうが良いですね



作業はまだまだ半分も終わっていませんがようやくそれらしい感じに仕上がってきました



次はリアタイヤの交換と関連する構成部品の点検です



錆付いたボルトなどは一晩液体に漬けておきます



リアのターンシグナルを取り付けるためフェンダーストラットとシッシーバーを分解します



こちらはよく錆びたリアサスペンション

交換しても良いのですが何となくもったいないので全体の雰囲気と合うところまで綺麗に仕上げなおしてみようと思います



錆取り剤で湿らせたペーパータオルをサスペンションに巻き付けます

液体が多すぎるとダンパーの表面を傷めるのでお気をつけください



ペーパーが乾燥しないようにラップで巻きます



約10時間後

多少磨いてはいますがそれなりに綺麗になります



車体の雰囲気と合わせた仕上がりにするのであればこういった修復もお試しください



ターンシグナルも組みあがり次はリアタイヤの交換ですね



こちらもAVONを使用します



古いタイヤを外しフロント同様ベアリングを点検します





油汚れを落としたリアスプロケット

減りもなくまだまだ使用できますね



こちらはエンドプレイを決めるためのスペーサー

ベアリングの間に入っているものです



クリアランスがきついので0.2㎜ほど長くします

まずは溶接で肉盛り



測定



旋盤を使って外径と内径を仕上げます





エンドプレイを測りながら必要な長さまでスペーサーを仕上げたら出来上がり



グリスを入れ替えてリアホイールに戻します



チェーンの交換や各部の調整はまた次回



1978年のFXSらしくなってきました





次回はマフラーの交換から始めたいと思います



ではまた

【在庫車両】

1972 FLH 1200(純正ツアーパック及びオリジナルキー付)

車検満了日 2025/8

車両本体価格 3,147,650円(税込)
登録代行費用 42,955円(税込)
法定費用 19,090円



1978年 FXS LOWRIDER 1200
現在整備中
ご納車前の修理内容等の詳細はお問い合わせください



皆さまからのご商談、お問い合わせをお待ちしております
※お探しの車両がございましたら是非一度ご相談ください
※ご購入前は必ず車両のご確認をお願いします

※ローンのシミュレーション(50万円~)もご案内しています 実質年率2.9% 最長96回 頭金0円~

【Rent Space】 料金 1時間 1,000円
1時間1,000円にて場所と簡易工具の貸し出しを行ってます、ご予約はお電話にてお願い致します
オイル交換や簡単なカスタム、ホイールや下回りの清掃などメンテナンススペースやお手持ちの工具でお困りの方はぜひご相談ください、できることは自分でメンテナンスをしてみたいという方をサポートさせていただきます
※作業内容によってはお断りさせていただく場合がございますのでご了承ください

Good Old Days
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