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Piece of bearing

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こんにちは 今日はこちらのお話から 先日ご納車となった1979年のFXS Low Rider ご成約いただきありがとうございました 保管状態も良く全体的にコンディションの整っていた1台でしたね 大きな不具合もなく登録時のテストライドもとても気持ちよく走行できました ここ数年ショベルヘッドの人気が高まってきているせいかアメリカ国内でもコンディションの良い車両を見つけるのはとても難しくなってきているようですね しかも今年に入って円安傾向という事もあり日本国内での販売価格も上昇し続けています ご案内できる車両には限りがありますが少しでも良いものを今後もご紹介できればと思います さて ここからは修理のお話 まずはS口さんのFXS 一昨年本州最南端まで一緒に走った思い出の1台 今回はオイル漏れの修理でご入庫頂きました 修理箇所は トランスミッションのメインシール オイルホース プッシュロッドカバーオーリング オイルポンプフィッティングなど... 自作の専用工具を使ってとトランスミッションのスプロケットを外します ケースの汚れを落としてから各部オイルシールを交換します 滲みの多かったオイルポンプのフィッティング部分 シール材を塗って組み直します 車体全体のオイルホースもすべて交換して作業は終了 エンジンは相変わらずとても調子が良いですね、これからも楽しんでください こちらは継続検査でご入庫頂いたT治さんの2006年FLHTCU 他のお客様のご紹介で今回初めてご来店頂いたT治さん、実は渋谷時代にお会いしている方でしたね ご依頼いただきありがとうございました こちらはH部さんの1997年FXSTC 同じく継続検査でご入庫頂きました 新車の頃からほとんどコンディションの変わらない綺麗な1台、登録から既に24年が経過してますね 今回はフォークオイルの交換やステアリングヘッドベアリングの調整、グリスアップなど足回りを重点的に整備させていただきました ご依頼いただきありがとうございました 次はI藤さんのFLHのお話 破損したカムベアリングの破片を探すためにクランクケースを分解することになりました 車体から降ろしたクランクケースを割っていきます 圧入されているベアリングを抜きながら左側のケースを取り外します フライホイールを取り外した後のクランクケース(右側) 中央上側の小さい穴がカムベアリ