For Sale 1979 FXS

こんにちは

今日はこちらのお話から

I藤さんの79年FLH



シリンダーヘッドが加工から戻ってきたのでエンジンを組んでいきます



新しくなったバルブとガイド、突き出し量が基準値外の場所があったのでシートリングも全て交換してあります

オイル下がりを防止するためガイド部分にシールを取り付けます



フロントとリア

それぞれバルブスプリングを組んでヘッドは完成



ロッカーボックスを取り付けます



そしてエンジンへ

プッシュロッド、キャブレター、エアクリーナー、その他の構成部品を取り付けていきます



組みあがったFLH

エンジンもすんなり始動、リズムもいい

でも

何かがおかしい

オーバーヒートの原因は?

バルブが焼き付いた原因は?

油圧の確認などもう少しいろいろ調べたほうがよさそうですね



さて

こちらは継続検査でご入庫頂いたO川さんのFLSTC



とても綺麗なエボリューション、20年以上経過しているとは思えませんね



今回は油脂類やブレーキパッドなどの消耗品も一緒に交換させていただきました、ご依頼ありがとうございました



こちらはM宮さんのFXE



リアのロッカーボックスから滲むオイルの量が増えてきたのでガスケットを交換します



ヘッドを外してロッカーボックスを分解

プラスチックのようになったガスケットを剥がしていきます



エンジンが組みあがったら次は足回りのメンテナンス



まずはステアリングヘッドのベアリング交換

グリスは殆ど入っていない状態でしたね



フロントフォークのオーバーホール



今回はインナーチューブをローライダーの物に交換しました

スーパーグライドのノーマルと比べると2インチほど足が長くなります

2日ほどかけて作業は無事終了

ご依頼ありがとうございました、またお待ちしております



先日納車したばかりのS山さんのFLH

走行中オイルのチェックランプが点灯

どやらオイルポンプの周辺で不具合が出たようですね

古い車両はいろいろあります、できることなら僕が試乗している時に壊れてほしいものです



さっそく不具合のある個所を探していきます



見つけました

オイルポンプシャフトとギアを固定するキーが割れていましたね



真冬に硬いエンジンオイルを入れたり、ポンプ内のギアが破損した際に起こるキーの割れ



傷んだ部品を交換してポンプを組み直します



ついでなのでカムシャフトのベアリングも新しいものに交換しておきます





シャフトの位置を合わせながらオイルポンプをクランクケースに固定



カムやタペットを組み直して修理完了です



もうしばらくいろいろ出てくると思いますが是非可愛がってあげてください



最後に今月入荷した販売車両のご案内です

1979年 FXS LowRider



不具合のある個所を修理しておきます

まずはヘッドライト

シールドビームを固定するハウジングが割れていました

検査の時に光軸が不安定になるので修理しておきます



最初に溶接で大きなクラック部分をつなげていきます



一度表面を削ってから溶接の届かない細かい割れを硬化剤で埋めていきます



最後に全体を研いで部分塗装したら出来上がり



次はクラッチのオーバーホール、ケーブルにも潤滑剤を入れておきます



ディスクは清掃して組み直し



次は燃料系統の確認



綺麗な形のまま残っているエアクリーナーカバーのフィン

オリジナルの車両はこういうところが意外と大事だったりしますね



エアクリーナーは交換ですね



キャブレターはオーバーホールして劣化した部品を交換しておきます





2ピースのフューエルフィッティング

ガソリンが必ず漏れるあまりよくない補修部品



これを使うときは必ずロウ付けで接続部分を埋めておきます



出来上がり、新品のキャブレターに近いコンディションですね

マニホールドのシールも交換しておきました



次はエキゾースト

マフラーステーが欠品しているので似たようなものを作ります

オークションサイトを見ていてもなかなか見つからないこのタイプのマフラーステー

綺麗なオリジナルマフラーも今では15万円以上の値が付いていますね



これはFL用(右側)のマフラーステー



オフセット部分をカットした後に長さを合わせてストレートのマフラーステーを作ります







つなぎ目を溶接



折れないように下側に補強用のプレートを付けてペイント



画像だと分かりにくいと思いますがそれなりにオリジナル感は出ていると思います



あとは電装系

ラウンドキー用のイグニッションスイッチが付いていたので昔のタイプに変更します



スペアキーもついて安心



ポイントとコンデンサーのチェック、点火タイミングも合わせておきます



灯火類で不具合があったのはフロントのブレーキスイッチのみ



その他充電系統のレギュレーターやナンバーのベースプレートなども交換しておきます

バッテリー、ヘッドライト、油脂類等は交換済です

エンジンの始動動画はこちら

では販売価格のご案内です



1979年 FXS LowRider 1340㏄
並行輸入車両 新規登録(3年)
車両本体価格 2,310,000円(税込)
登録代行費用 39,105円(税込)
法定費用 19,780円

皆様からのお問い合わせ、ご商談をお待ちしております

ではまた

在庫車両

1979 FXS 



車両本体価格 2,310,000円(税込)
登録代行費用 39,105円(税込)
法定費用 19,780円

※ご購入前は必ず車両のご確認をお願いします
※ローンのシミュレーション(50万円~)もご案内しています 実質年率2.9% 最長96回 頭金0円~

Good Old Days
代表 佐藤 忍
〒140-0001東京都品川区北品川2-20-20 1F
TEL 03-6712-1415
FAX 03-6712-1416
Mail:goodolddaysshino@gmail.com
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コメント

  1. 知人の紹介で初めて伺いました 2020flslエンジンストール及びお勧めのエンジンオイル等について仕事中にも関わらず初対面ながら 親切かつ理論的に話しをしていただき感嘆しました もう暫く様子をみて再度不具合が発生しディーラーでも困るようでしたらまた相談にいこうかとおもいます(千葉から50km) 因みに話せば話すほど世間は狭いなといい齢ながら感じました 本日は悩みがだいぶ晴れ助かりました ありがとうございました

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    1. 先日はありがとうございました、またのご来店おまちしております。

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