From garbage.

こんにちは

今日はこちらのお話から

前回のブログで不具合のあったスタータードライブ

エンジンの始動時にガリガリと変な音が出ていたので交換したばかりのドライブギアをもう一度確認してみることに



なんだこれ...



新品のギアの表面が削れてる



調べてみると...

原因はこの子

社外品のプライマリーカバー



スターターのシャフトを保持する穴の位置が深すぎる

純正のカバーと比べると8㎜くらい深い



スターターボタンを押すとドライブギアがプライマリー側に押し出される

その時にクラッチシェルのリングギアにドライブギアのボディが干渉してたみたい

もともとのギアもよく見ると綺麗に削れてた



部品を交換して異音が大きくなったのはヘビーデューティーのドライブギアに交換したから

ちょっとサイズが大きくなるので当たる面積が広くなったみたい

納車前に気が付いてよかった



それぞれのギアがちょうどかみ合った位置で止まるように寸法を測って必要な分のスペーサーを入れる

静かなエンジン始動、これで大丈夫



よくわからないと思いますがこんな感じの不具合でした

さて

こちらは継続検査でご入庫頂いたM崎さんのFLS

M崎さんは動物病院の先生

アメリカから一緒に日本に来た我が家のコッカースパニエルをいつも診てくれてる

僕はいつも先生のバイクを診てる





先週はチャージングシステムのトラブルが2件

こちらはI崎さんのFLHR



フレームに取り付けされている配線のクランプが脱落

ラバーマウントに配線が挟まって断線

今回は使用している年数も考慮して新しいステーターコイルに交換



こちらのエボリューションはK村君のFXSTS



同じくコイルの断線

クランクケースの中にある配線の被覆が経年劣化で硬化

被覆が割れてむき出しになった配線とクランクケースがショート

こちらもステーターコイルを交換して修理完了



ついでに古くなったトランスミッションのオイルシールも交換しておく

作業が重複する個所は同じタイミングで修理しておくのがおすすめです



ここでちょっと休憩

材料を眺める



ひらめく

使えそうな材料を集める



切ったり

くっつけたり



削ったり





またくっつける



ねじを切る



こんなの作ってみた

買えば幾らもしないけどこのサイズがなかなか売ってない



先端には細いタッピングスクリュー

真ん中の筒を手前に引くと力がかかるスライディングハンマー

...の出来上がり



どこに使うかというと

トランスミッションのシフターフォークのオイルシールを外す道具

細いドリルで小さな穴をあける

タッピングスクリューを少しねじ込む

作った工具の真ん中にある筒を手前に数回引き当てる

まわりを傷つけず簡単に小さなオイルシールが取り外せる

たまにしか使わないのでこれで十分役に立つ





フライホイールのオーバーホールのご依頼

70,000㎞ほど走ったフライホイール



油膜切れか、もともとのクリアランス不足か

焼けてコンロッドの動きがきつくなってる

96年~98年頃のソフテイルに多かったトラブル



とりあえず分解

ナットを緩めて引っ叩く



噛り付いているコンロッドをクランクピンから抜く



クランクピンとベアリングの交換その他心出しなど

もう少々お時間ください



こちらは2019年最後の入荷車両

1976年のFLHリバティーエディションと1977年のFXEスーパーグライド



昨日Good Old Daysに無事到着



4インチオーバーのインナーチューブが組まれたチョッパースタイルのスーパーグライド

なかなかいい雰囲気です、オリジナルのスタイルに戻しても良し

走行距離は3,500Mile(約6,000㎞)

エンジンもすぐに始動、保管状態がとても良かったようですね



こちらは昨年も1台入荷したリバティーエディション

昨年の物と比べると今回はかなり状態が悪い

さて

どんな感じで仕上げていこうかしら

こちらは少し時間がかかりそうですね



それぞれもう少し各部点検してからプライスをご案内します

最後に

イベントのお話を2つ

急ですが今年最後のGood Old Days Runを開催しようと思います

今回はミーティング形式です

場所は若洲海浜公園のパーキング

日時は12/15(Sun) 13:00~17:00



Facebookのページはこちら

Good Old Days Run 1215

お時間ございましたら是非遊びに来てください



もう一つのイベント

12/1(Sun)に開催されるHot Rod Custom Showに少しだけおじゃまします

2020年モデルのローライダーSと一緒に1977年のローライダーを展示させていただきます

ご来場お待ちしております



S牧さん、ご協力ありがとうございます

ではまた

在庫車両

1980年 FXS Lowrider
車両本体価格 1,870,000円(税込)
法定費用 25,170円
登録代行費用 33,000円
※Top Endオーバーホール済

1976年 FLH
Coming soon

1977年 FXE
Coming soon

※ご購入前は必ず車両のご確認をお願いします
※ローンのシミュレーション(10万円~)もご案内しています 実質年率2.9% 最長96回 頭金0円~

Good Old Days
代表 佐藤 忍
〒140-0001東京都品川区北品川2-20-20 1F
TEL 03-6712-1415
FAX 03-6712-1416
Mail:goodolddaysshino@gmail.com
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