Investigating the causes

こんにちは

今日はこちらのお話から

I藤さんのアーリーショベル

リアブレーキの不具合でご入庫頂きました



ブレーキペダルが全く踏み込めない状態でキャリパーのピストンがロックしているリアブレーキ

ペダルとマスターシリンダーの位置関係を見て原因もすぐに判明


ブレーキペダルから後方に伸びているプッシュロッド

マスターシリンダー内のピストンを突き上げるように押してましたね

ミッションケースのスタッドを利用してマスターシリンダーを固定したい気持ちもわかりますがちょっと位置が合っていないですね



マスターシリンダーの位置だけを変更するためもともとのブラケットを少し加工します



マスターシリンダー本体をボルトで固定できるようにリコイルを入れておきます



組んでみるとあまり変わった様子はないんですが



前後、上下ともに20㎜ほど固定位置を変更しました



ミッションケースにブラケットとマスターシリンダーを固定します



ペダルからマスターシリンダーにかけてロッドが真っ直ぐにセットできるようになりました

ロッドの長さを調整して修理完了

ちょっとした事ですが、こういうところがカスタムの難しいところですね


さて

次の車両はK野さんのFLSTC

いつ見ても綺麗ですね

今回はキャブレターとエキゾーストシステムの交換でご入庫頂きました



純正のCVキャブレターからS&Sへ



簡単に車体のパフォーマンスを上げることができるシンプルなカスタム



サイレンサーはS&S製

Twin-Cam用の物を一部加工して取り付けました、ちょっと音が大きすぎましたかね



こちらもK野さんのFLHTC

ヘリテイジのカスタムに続き継続検査でご入庫頂きました



これもまた綺麗な1台

新車みたいなエボリューション



90年代後半のシンプルなロゴ、懐かしいですね



もろもろご依頼いただきありがとうございました、次回のご入庫もお待ちしております


こちらはS田さんの78年FLH

昨年の11月に納車して約1,500㎞ほど走行されたとか

昨年末にチャージングシステムの修理を行ってからはとても調子のよいFLH

今回は消耗品の交換でご入庫頂きました



交換したのは前後のタイヤやドライブチェーン、クラッチパックとエンジンオイル

2日間作業を見学されたS田さん

チェーン調整や簡易的なメンテナンスの方法等、少しだけですがご案内させていただきました



作業と話に夢中でほとんどブログ用の画像を残していませんでした、すみません

また次回のご来店お待ちしております



次はI藤さんの79年FLH

焼き付いたバルブガイドの修理を終えてエンジンを始動してみたものの、気になる症状がまだ残っていたのでもう少し調べてみることにしました

気になる症状とは

①回転を上げた時に聞こえてくるカムカバー周辺からの唸り音

②油圧の低下

③カムカバー周辺の温度上昇

などなど

バルブが焼き付いた原因はどうやら腰下に問題があるようで



さっそく分解してみました



カムシャフトを外すとその奥には、破片が一部無くなってるベアリングが...

何も考えずしばらくの間眺めてみる...



奥側は粉砕していないようにと願いながらゆっくりとベアリングを抜いてみるものの

結果的には1/3ほど溶けて無くなっていました



ローラーピンや細かな破片を集めてみましたが、やはり一欠けら見つからない


オイルポンプの内壁にも金属片が通過した痕跡がありました



砕けた金属の破片が全て見つからないので残念ながら今回はクランクケースを割ることにしました



次回クランクケースの内部とオイルの循環系を全て調べます



ではまた

在庫車両

1979 FXS 



車両本体価格 2,310,000円(税込)
登録代行費用 39,105円(税込)
法定費用 19,780円

※ご購入前は必ず車両のご確認をお願いします
※ローンのシミュレーション(50万円~)もご案内しています 実質年率2.9% 最長96回 頭金0円~

Good Old Days
代表 佐藤 忍
〒140-0001東京都品川区北品川2-20-20 1F
TEL 03-6712-1415
FAX 03-6712-1416
Mail:goodolddaysshino@gmail.com
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