Old style

こんにちは

今日はこちらのお話から

継続検査(車検)のご依頼を頂いたS牧さんのFXSローライダー

ご入庫ありがとうございます



まずは割れているヘッドライトハウジングの交換



FL系の配線に比べるとやや手間のかかるFX系



コネクターの中にあるピンやタブも壊さないように外していきます

結構緊張する仕事



経年劣化で硬くなっているプラスチック部品

どこも割れずに一安心



左の前期型から右の後期型に交換

前期型と比べると後期型は配線の通る位置がやや下にあるので光軸が合わせやすい



コネクターを戻して配線処理完了





イグニッションキーのブラケットの位置が間違っていたので元に戻します


ついでに傷んでいたオイルタンクのブッシュも交換



こんな感じの取り付け方が正解





ナイフスイッチ(ブレーカースイッチ)の取付

バッテリーのマイナス側とフレームを簡単にカットできるスイッチ



今回はバッテリートレイの下へ



付属のステーをカットして別の形に作り直す



こんな感じにくっつける



目立たないように塗装します



次はフレームとスイッチをつなぐ新しい配線を作る



スイッチの位置に合わせて長さを調整



スイッチにブラケットと配線をつけるとこんな感じ



バッテリートレイに固定

ここなら使いやすいと思います

ビンテージモデルには古いデザインの部品がとてもよく似合う

...と僕は思う



減っていた前後のタイヤも交換

今回はAVONのAM20とAM21

バランスもとっておきます



ホイールベアリングのグリスアップと



エンドプレイ(クリアランス)の測定と調整



旧車にも合うデザイン

なかなかいいタイヤですね



次はクラッチ

ワイヤーとレバーをつなぐピンの部分



レバーを握ったときにこのピンが回転していないとワイヤーにストレスが掛かってブチっとちぎれます

動きが悪い場合はCRCでもいいので給油しておくこと



クラッチを握ってディスクの切れを確認





オリジナルのオイル循環の場合プライマリーに溜まっているオイルは150㏄前後

油が多い場合はご相談ください



カサカサのクラッチワイヤー



レバーやピンなどに付着した固まったグリスを清掃しておきます

樹脂でできたブッシュは新しいものに交換



クラッチケーブルの給油

最近こんなやり方する人はあまり見なくなったかな



消耗品の交換や修理など3日ほどかけて整備は完了

検査も終わり無事納車


こちらはボーリングから戻ってきたSmokeSterのシリンダーとオーバーサイズのピストン

今回はリトルウイングさんにお願いしました、いつもありがとうございます

とてもいい仕上がりです



明日はトップエンドの組付け

白煙も止まりますように



オープン記念のキャンペーンも今月末までとなります

タイヤ、オイル、車両ディスカウントなど

是非ご検討ください

ではまた


在庫車両

1980年 FXS Low Rider

車両本体価格 1,870,000円(税込)
法定費用 23,170円
登録代行費用 35,750円
※Top Endオーバーホール済


1977年 FXE Super Glide

車両本体価格 2,145,000円(税込)
法定費用 23,170円
登録代行費用 35,750円


※ご購入前は必ず車両のご確認をお願いします
※ローンのシミュレーション(50万円~)もご案内しています 実質年率2.9% 最長96回 頭金0円~

Good Old Days
代表 佐藤 忍
〒140-0001東京都品川区北品川2-20-20 1F
TEL 03-6712-1415
FAX 03-6712-1416
Mail:goodolddaysshino@gmail.com
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