投稿

Motomix.net

イメージ
こんにちは 今日はこちらのお話から K田君のクランクケースもようやくフレームの中へ トップエンドまで組んでからフレームに乗せるのは結構大変なのでいつもこんな感じ インナープライマリーを仮組してミッションとのアライメントを合わせていきます クランクケースとミッションケースを動かしながらストレスなくプライマリーケースが合う場所を探す 位置が悪いとミッションのメインシャフトに引きずりが出てクラッチの切れが悪くなる 次はカムとタペットを組んでいきます 何十年も経った純正のカムカバーガスケットを剥がす...地味で時間のかかる作業 ロック剤で固定してある油圧ユニットとボディー 油圧が逃げないよう当時はこんな工夫もしていたらしい...固まりすぎて分解するのも一苦労 カムシャフトを組んでタイミングマークを合わせる シムを選んでカムシャフトのエンドプレイを調整する、一緒にブリーザーギアーのエンドプレイも確認 タペットブロックをクランクケースへ、この時油圧ユニットは完全にドライの状態 次はトランスミッションのシール交換 今回はZODIACのツーピースデザインのスペーサーを使ってみることに...オイル漏れも少なくなるのでしょうか バルブ周りを仕上げてもらったシリンダーヘッド、オイル下がり防止のためガイドにシールも取り付けてあります ボーリングとホーニングの終わったシリンダー ピストンリングのギャップを確認しておきます 新しいピストンにリングをセットします シリンダーを組んだあたりでいつもテンションが上がってくる マニホールドの合わせ位置を確認しながらヘッドを固定します 充電システムは18ampから22ampに上げておきます、バイクに乗っていてもいろいろと電源が必要な時代なので... 次はガバナウェイトのメンテナンス エンジンが回転する際の遠心力で点火タイミングを変化させるアナログな仕組み すり減ったポイントのヒールやグリスが固まって動きが重くなっていたこのガバナ...分解して清掃しておきます やっぱりなんだかんだ言ってポイント点火が一番いい プッシュロッドとキャブレターを組んだらいつものように意味もなくしばらく眺める たまに締め忘れているところを思い出す... 久しぶりのベンディックスキャブレター オーバーホールくらいはK田君にお任せしようと思います ついでにミッションのサイドカバーの...

Sometimes off

イメージ
こんにちは 今日はこちらのお話から K田君の73年FLH 新しいベアリングが届いたのでクランクを組んでいきます コンロッドのレース部分は縦横で0.01ほど楕円形になっているためラッピングで内径を仕上げていきます ブロンズワッシャーの打ち換え クランクピンをフライホイールに固定しベアリングとコンロッドを組んでいきます クランクの振れを修正していきます 次はフライホイール スプロケットシャフト側のベアリングを交換します ケースを温めた後にベアリングのアウターレースを圧入 ダミーシャフトでエンドプレイを測定します 何度新しいベアリングのセットを頼んでも付属しているシムのサイズはいつも合わない 測定が終わったらインナーレースをシャフトに圧入します ついでにオイルシールも圧入しておく ピニオンシャフトにベアリングを取り付けます、ケースに圧入されているレースとのクリアランスは基準値内でした 液体ガスケットをケースに塗って蓋をする ケースの合わせ面を確認しながらスタッドボルトにトルクをかけてる 次はクランクケースの加工 後期型のオイルポンプを組む時に必要な通路を作ります まずはガスケットを付けてマーキング ここに穴をあける 専用の治具をセットしてゆっくり掘っていく 無事に貫通 ケースの内側に飛び出たドリルの刃先 なかなかよろしいかと思います この続きはフレームに乗せてから 次は継続検査でご入庫頂いたI藤さんのFLH 2012年に仕上げたFLH 当時と変わらず綺麗に維持していただいてます 今年も継続検査のご依頼をいただきありがとうございます 前回の入庫時に気になっていたプライマリーからの異音 原因はプライマリーカバーの中にあるコンペンセーター(スプリング) 摩擦ですり減ったカップ 左が新しいパッケージ 右が今まで使用していたパッケージ 約1㎜ほどカップが減っているのがお分かりいただけますか このくらい減るとアイドリングの時は殆どコンペンセーター(スプリング)は効かなくなります ついでにクラッチも清掃 ハブベアリングのグリスアップ グリスはあまり塗りすぎないこと、ベタベタに塗ると作動時の遠心力でクラッチディスクの隙間に入り込みます これはコンペンセーターのロックナット 必ずスプロケットシャフトの面まで手で入ることを確認しておくこと プライマリーの構成部品を組んでいきます コンペンセ...