G.O.D Blue
こんにちは 今日はこちらのお話から 先月お預かりしたI田さんの42年WLA 綺麗な車両ですが前回のエンジン停止からすでに10年以上が経過している様子 もちろんキックを踏んでもすぐに始動できるはずもなく 今回は継続検査と各部の修理でご入庫頂きました 個人的にはあまりお勧めしていないマグネット点火 バッテリーを積んでポイントとコンデンサーで普通に火を飛ばせばよいのでないかなぁといつも思う キャブレターはリンカートですね もちろんそのままでは使用できないのでオーバーホールします その他にもタイヤ交換やタンクのサビ取り、灯火類の修理など 時間はかかりそうですが丁寧に仕上げていきたいと思います さて 次の車両はK野さんのFLH 継続検査でのご入庫です、いつもありがとうございます 2013年にレストアした1台ですね クラッチの清掃やエンジン各部の増し締めなども済ませ作業は終了 全体のコンディションはとても良好ですね また2年後もお待ちしております、ご依頼ありがとうございました 次はM好さんのFXE エンジンオイルの消費が多くなってきたのでトップエンドを分解します シリンダーヘッド、シリンダー、ピストンなど順番に取り外していきます 分解したシリンダーヘッドと各バルブ 蓄積したカーボンの量はそれなりですが、この年式のオリジナルのエンジンならまぁ普通の状態かと思います 飴色のピストン 良い感じですね 今回はオーバーサイズで仕上げるのでオリジナルのピストンはお部屋に飾っておいてください シリンダーの内壁にも大きな傷はなくとても良い状態でした 各部の測定を済ませヘッドとシリンダーは内燃機屋さんへ、完成まで今しばらくお待ちください トップエンドの分解動画はこちら 1977 FXE 次はS山さんのXLの修理 今回はエンジントラブルでのご入庫ですね 伺った不具合はアイドリングの不調とマフラーからのアフターファイヤー まずは劣化していたインテークマニホールドのシール交換 マニホールドの角度がずれた状態で固定するとシリンダー側にこういう傷がつきますね キャブレターやエアクリーナーのバックプレートを交換した時はアライメントの確認をお忘れなく もう一つ アフターファイヤーの原因はこのレギュレーターの故障によるプラグの点火不良によるものでした 車両の調子も戻って良かったです、ご依頼ありがとうございまし...